天然石(パワーストーン)のアクセサリーショップ

「天使のShizuku」より お知らせ

ヒーラーズゴールドの黒色や、新発見のパワーストーンのアクセサリーについて

2011年01月31日

いつも「天使のshizuku」をご利用いただき、ありがとうございます。


先日、お客様から、
「ヒーラーズゴールドを磨いたら、黒色が布についたのでニセモノではないか?」
というご連絡をいただきました。

当ショップの石の説明文にも記載がありますが、
ヒーラーズゴールドは、黒部分がマグネタイト、
金色の部分がパイライトという鉱物からなる複合鉱物です。

マグネタイト単体は八面体の結晶で、
結晶の状態では原子の結びつきが強いので黒色はつかないかもしれませんが、
タンブルやビース加工する際に研磨しておりますので、
結晶の状態より、研磨品は黒色が落ちやすくなっていると思います。
(研磨用のワックスを使用してツヤを出しておりますが、石によって限界があります…)

黒い部分であるマグネタイトは硬度5.5から6.5の酸化鉄ですが、
ヒーラーズゴールドは、パイライトとの複合鉱物なので、
マグネタイト単体の結晶より、結晶の結びつきが弱い事が考えられ、
布で磨いたりすると、摩擦で黒色が布についてしまう事がありますが、
これは表面が少し削れて黒色がついてしまっただけですので、石の品質には問題ありません。

また、表面が少し削れたといっても、布で磨いたくらいでは、急に石が小さくなったり、
見た目で石の大きさが変化するような事はありませんので、ご安心ください。

アクセサリーとして日常で身についている分には、白いブラウスなどの着衣が真っ黒になったり、
石が削れてだんだん小さくなるという事もありませんが、
心配な方は、白い衣服や汚れが目立つ服装の時は、身に着けない方が無難です。


分かりやすい石の例で言いますと、ツヤツヤの光沢があって堅そうなヘマタイトも、
原石の時点では、触るとポロポロと石の破片が落ちるくらい表面がもろい場合があります。
スペキュラーヘマタイトは、石の光沢を出すとともに、
ポロポロと石の破片が落ちないように樹脂加工した石の代表的な例かと思います。


昔から宝飾に使われてきたダイヤモンド、水晶、トパーズ、サファイア、ルビーなどは、
布で磨いたくらいでは、色が落ちる事のない硬度の高い石ばかりですが、
最近はパワーストーンブームで、昔は宝飾に使われていなかった硬度の低い石が、
当たり前のようにアクセサリーに使用されるようになりました。

中には文房具のカッターで簡単に傷をつけることが出来るフローライトやエンジェライト、
水に溶ける性質のあるセレナイトやセレスタイト、ハーライト、
水に溶けると毒性のあるシナバーやカバンサイトなど、
昔はアクセサリーに不適合だった石も、現在では普通に使用されています。

もちろん、水に溶けやすい石や、毒性のある石は、
水に溶けにくくしたり、人体に影響が出ないような加工がされています。
これは現代の石の加工技術が上がったせいでもありますが、
パワーストーンブームで、今まで磨いた事のない新しい石のアクセサリーが求められている為です。

ヒーラーズゴールド以外にも、新しく発見されたパワーストーンは、
色の落ちやすい石でもアクセサリーにされる可能性が、今後も多く考えられます。
石のパワーや効果を優先して、多少の色落ちや石の柔らかさを気にしないで身に着けるか、
アクセサリーとして石の硬さを優先するかは、お客様に判断を任せるしかありません。

もちろん、ショップ側としても石の性質を見極めて、
新しい事実を見つけたら、隠さずにお客様にご報告していきたいと思っております。
特に当ショップは、他店ではアクセサリーにしてないレアストーンを多く扱っておりますので、
他店では気が付かない新事実が見つかる事も多いと思います。

「天使のshizuku」は、お客様からのリスエストがある限り、
新しく発見された石でも積極的に加工のチャレンジをしていきますので、
これからも、みなさまのご協力とご理解をお願いいたします。
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